任意売却の条件と必要な書類

任意売却の条件と必要な書類

競売を回避するために、競売に比べメリットが多い任意売却を選ぶ方が増えています。

任意売却には「周りに知られない」「残債の負担が軽くなる」「費用負担がない」など、数多くのメリットがあります。しかし、任意売却はだれでも好きな時に行えるわけではありません。

 

任意売却の条件とタイミング

・任意売却の条件

支払いが苦しい、住み替えたい、といった理由では任意売却を行うことはできません。

任意売却ができる条件は「ローンの返済が滞る」ことです。

数ヶ月ローンの返済が滞ることが条件とはなっていますが、ローンが滞ったからといって、確実に任意売却を行えるわけではありません。

任意売却を行うには、債権者と話し合い承諾を得る必要があります。

 

・申請するタイミング

任意売却を行えるのは「競売の入札が終了し、開札される前日まで」です。

競売は最短で、ローンの滞った日から10ヶ月から12ヶ月ほどで開始されます。

そのため、タイミングを逃してしまうと、任意売却を行うことができなくなります。

任意売却を行うためには、ローンを滞納してから5ヶ月を過ぎる前に相談することが重要です。

ローンを滞納してしまい、任意売却を考え始めたらすぐに債権者に相談をし、計画的に準備することが任意売却を成功させるポイントです。

大きな条件としてはローンの滞納があげられますが、他にも「滞納額が許容範囲内である」「所有者の協力を得ることができる」などの条件があります。

 

任意売却の際に必要な書類

・原本が必要な書類

・印鑑証明書

 

・物件資料

・重要事項説明書、売買契約書
・物件の間取り図がわかるパンフレット
・権利書
・催告書や督促状など、ローン借り入先からの情報
・建物や土地の評価証明書
・固定資産税など、税金の納付書
・物件の外観、内観の写真
・管理会社の連絡先(マンション)
※これらの書類はコピーでも可能です

 

・依頼した業者との間で必要になる書類

・委任状
・専任媒介契約書
・任意売却に関する申出書
・抵当権抹消応諾申請書
・生活状況申出書
・実査チェックシート

 

任意売却する物件がマンションの場合は、これら以外にもマンション現状報告書が必要になります。
任意売却を行うには条件がありますし、様々な書類を揃える必要もあります。

任意売却をお考えの方は、早い段階で専門業者に相談することをおすすめします。

 

新潟市で任意売却をお考えの方はぜひ当社にご相談ください。任意売却をスムーズに行えるよう、サポートいたします。また、当社では中古住宅の売却や購入のサポートも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。